若手歯科医師の成長

mumemo672004-10-28

 自分が歯学部を卒業してから歩んできた道を振り返ってみて、成長するポイントは何だっただろうかと考えてみる。同級生や医局の仲間、大学にいる今の若手などを見て、できる歯科医師になれるかどうかは、「いつ学生気分をぬぐい去れるか」にかかっている気がする。歯学部は学生時代が長い上に、大学院生や研修医として大学に残ることになると、学生の延長気分でいるケースが多い。「学生気分をぬぐい去る」というのはイコール「積極的になる」と言い換えられる。教えてもらうことが当然と思い、受け身でいては身に付くことも身に付かないし、同じことを聞いても修得する効率が悪い。成長したいと思ったら、自分の殻に閉じこもっていないで、こちらから動くことが重要だろう。これからもどんどんそのようにしてきたいと思う。