医者の言葉に傷つく

地域新聞に「医者の言葉に傷つきました」と言う投稿がいくつか寄せられていました。患者さんの訴えに対して、医者が「何それ」「だから何」なんて対応をしたり、「マスコミが騒ぎすぎ」なんて反応が返ってくる、極めつけは患者さんに、「あんた目つき悪いよ」とののしるなど、苦情のお便りが掲載されていました。
それはひどい...、と思いましたが、自分も「だから何」なんてニュアンスのことを言っているかもしれません。今までの治療の経緯、患者さんとの話の流れなどから、自分的には正当な言い分だと思うことでも、まだ信頼関係が確立できていない患者さんにしてみれば、「傷つけられた」ととられてしまうこともあるでしょう。人間関係と言うのは難しいものです。臨床経験も増えてきた今日この頃ですので、少し初心にたち返ってみようかと反省しました。