部分床義歯の科学

ザ・クインテッセンス４月号のＹ先生が書いた「パーシャルデンチャーを科学する」を読んだ。非常におもしろい内容だった。
と言うのも、１年半前に学会で「部分床義歯の設計」のテーマに取り組んで以来、納得できる説明ができず、いろいろ角度を変えて筋の通る設計原則を見つけようと、最近ずっといろいろ考えていた。なかなか思うように上手くまとめることができずにいたが、Ｙ先生の原稿は割と自分の考えと似かよった切り口である上に、非常に分かりやすく説明された内容であり、さらには自分の考えに足りなかった部分が付け加えられていた。なんだかうれしい思いで読ませてもらった。今度は参考文献なども読んでみようと思う。
Ｙ先生の事は、学会でも何度かお見かけしているが、非常にクレバーな先生だと思う。人間性も良さそうな、すばらしい先生だ。おそらく、あまり年齢は変わらないと思う。自分もＹ先生のように、頭脳明晰な人間になりたいものだ。