パイク・プレイスの魚市場

mumemo672006-08-28

夏休みを利用して、
「FISH!」(ステーヴン・C・ランディン)という本に出てくる、
シアトルのパイク・プレイスの魚市場を訪ねてきました。


この本には物事にあたる際に、自分がやりがいを持って楽しく、
成果を出すために必要な、4つの重要なことが書かれています。


フィッシュ哲学
 「態度を選ぶ」
 「遊ぶ」
 「人を喜ばせる」
 「注意を向ける」


パイク・プレイスの魚市場で働いている人達は
まさしく4つのフィッシュ哲学を実践していました。


魚市場はマーケットの入り口のわずかな1区画だけなんですが、
大勢の見物人がそこをびっしりと取り囲んでいて、びっくり!!


必ずしもみんな魚を買いに来たわけではないのでしょう。
おそらく魚を買おうと考えている人は、見物客の1割以下、100人中数人ぐらいかな。


でもそこにいる店員達は本当に楽しそうで、活気に満ちあふれていました。


店員達はニコニコしながら、お客さん達に声をかけ、ときおり仲間どおしでかけ声(雄叫び)をかけます。

子供達が近づいてくると、ヒモをつけてショーケースにつるしてある魚を、店内から引っ張って動かし、子供達を驚かせるなんてことをたまにしていました。
そして、魚が宙を舞うパフォーマンスを見物客に見せ、見物客は大喜び、みんなの顔に笑みは絶えません。 もちろん自分も大喜び!!


みんなの楽しそうにしている笑顔を見て、店員達はもっと楽しませようと遊び心を踊らせ、やりがいを感じて魚市場で働いている様子です。
そんな活気に満ちた魚市場には毎日見学者があとを絶たたないようで、常に見物客きが全世界から来ているようです。


組織が活気を持ってプロジェクトを進め、みんながやりがいを持つために4つのフィッシュ哲学が大切であることを、肌に感じられた経験でした。


記念にオリジナルマーク入りのキャップを買って、
大満足でした。