仕事って?
仕事って何だろう...と、考える。
① お金を稼ぐ手段、
② 心を満たすもの。
この2つの要素をカバーできなければ、
人生豊かにはならず、むなしくなるのではないか。
2つの要素を満たすために、いろいろなやり方がある。
普段食卓に並ぶ「お茶碗」。
日常必要なものであり、欠かせないものである。
そんなお茶碗を全国の家庭に届るため、
一生懸命安く大量生産している職人さん達がいる。
やりがいをもってお茶碗を作り、自分たちの生計を立てているであろう。
その一方、陶芸家のようにこだわりの陶器を作っている人もいる。
満足のいく一品を作るために、何日も数ヶ月も費やしているかもしれない。
そのこだわりの一品を欲して、高額な買値をつけて手に入れる人もいるだろう。
それもまた職人のなせる技である。
どちらもそれぞれ価値のある仕事であり、
生産している職人さん達は、自分の仕事に誇りを持っているだろう。
どのような仕事にやりがいを見い出すのか、
個人個人の感性次第だろう。
また、それぞれのやりがいを感じる仕事で、
どうやって収入を得ることができるか、
そのシステム作りも忘れてはならない大切なことだと思う。
こだわりの陶器を作るのはよいが、
それを売るきちんとしたシステムをもっていないと、
やりがいも持続できず、自分の生活もままならない。
安く大量生産し、販売する流通システムを作ることも同じだ。
楽しくやりがいを感じられるように、
個々の仕事の形を考え、
明確にすることが大切だと思い悩む今日この頃だ。